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何もかわっていない

こういう記事を目にすると、
私たちは表紙を変えることで、
騙され続けているのかもしれないと思う。

河野太郎さんのメルマガで知りました。

新生党に問う』と題して、翌二十四日、次の一文を寄稿した。

『羽田新党とは何か。あなた方は要するに経世会の分裂した片割れではないか。経世会とは何か。要するに旧田中派ではないか。田中派とは何か。五億円収賄犯・田中角栄をかついで、日本の政治を十年余りにわたって目茶苦茶にしてきた徒党ではないか。党外の刑事被告人を領袖とあおぎ、天才政治家とあがめ、田中が右といえば右、左といえば左に動いて、日本の総理大臣の首を次々にすげかえ、数の力であらゆる道理を踏みにじってきた、政治腐敗の元凶のような集団ではないか。あなた方はその中核だったではないか。

田中が病気に倒れると、看板を経世会とかけかえただけで、田中派時代と同じように、金の力と数の力で政治を支配し、権力のうま味を思う存分吸い取ってきたのが、あなた方ではなかったか。

あなた方のつくったそうした政治構造が、リクルート事件を生み、佐川事件を生み、金丸事件を生んだのではなかったか。今や政治腐敗の代名詞となった竹下・金丸は、あなた方の大親分ではなかったか。ついこの間まで大親分の集めた黒い金を喜んでもらっていたのは誰なのか。

政治改革という錦の御旗を振り回していれば、そういう恥ずべき過去をみんな忘れてくれるとでも思っているのだろうか。

いま必要なのは、政治改革よりあなた方の人間性改革だろう。その第一歩は、日本の政治を破壊し腐敗させてきたのは自分たちであると正直に認め、懺悔し、反省することである。

自分たちの過去にけじめもつけずに、何が新生だ。ちゃんちゃらおかしい。

この一文は大反響を呼んだ。私がこれまで書いた文章の中で、最も大きな反響を呼んだものの一つといってよい。すぐその日から、電話、手紙などで、『よくぞいってくれた』という声があいついだ…(後略)」

(立花隆著、「巨悪VS言論」(下)、文春文庫から)

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