ブレーキライニング
これがブレーキライニングと呼ばれるパーツです。リヤブレーキとして採用されるクルマが多いです。ドラムブレーキといいますね。
さて、ドラムブレーキはブレーキライニングをブレーキドラムというものに押しつけることで発生する摩擦力によりクルマを減速、停止させます。
ブレーキライニングはディスクパットの時と同じように摩耗材部分があり、この部分が消しゴムのようになくなっていきます。対してブレーキライニングは金属でできています。定期点検時にブレーキドラムを外して確認しないとわかりません。
ブレーキライニングが摩耗してなくなってしまうとブレーキライニングの金属部分だけになりますので、この金属部分とブレーキドラ ムが直接接触してしまい、ブレーキドラムが損傷してしまいます。また、当然ブレーキの効きが不安定になり、止まれるはずの距離で止まれなくなったりして、非常に危険です。もちろん事故の原因にもなりますね。
ブレーキドラムの損傷は交換が必要となるばかりか、ホイールシリンダーと呼ばれるパーツにも影響が出る場合があります。
ちなみにホイールシリンダーカップキットというパーツが車検時に交換されると思いますが、これはゴムでできているため、3年以上経つとオイル漏れを起こしていることがたまにあります。これの交換もやはり自動車屋へ行きましょう。
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コメント
昔はライニングの貼り付けをしてくれる所が有りましたが 最近はやってくれる所が少なくなりましたね。
投稿: 五十嵐 数美 | 2017年10月28日 (土) 11時30分